『病気や障がいがあっても自分らしく』
子育てと看護に専門的なteteのスタッフで訪問看護を始めました。
人との交わりを大切に思い、地域の中で活動してきたteteだからこそ
あたたかな居場所で育みあい、自分らしくいられるようなサポートをします。
訪問看護では、医療的ケアを必要とする方、症状を抑えながら日常生活を送る方、退院してご自宅での療養生活を整えていく方などが対象になります。
特に、医療的ケアを必要とするお子さま、NICUから退院するお子さま、治療をしながら出産を迎える妊婦さん、高齢・育児のダブルケアなど、ご家族まるごとサポートさせていただきます。
ご本人、ご家族だけで頑張りすぎなくてもいいように
医療と介護、福祉、教育への架け橋になりますように
事業内容
1、こども・障がい児者のケア
早産、病気、障がいのあるお子さんの子育てや医療が必要なご家族を支援します。
健康観察、気管カニューレや在宅酸素、人工呼吸器など医療機器の管理、吸引や経管栄養、ストーマ、導尿などのケア、入浴介助、遊びを通した発達支援やリハビリテーションなど、在宅療養されるご家族の事情に合わせたケアを行います。
医療的ケア児やNICU退院後の低緊張で体が柔らかいお子さまには、日常の体験不足を補うための発達支援や感覚統合が進むような支援を行います。退院時からよりよく迎えて育てるためのご家族の力を高め、ご家族の育児がスムーズにいくよう支援します。
2、高齢者の介護
慢性疾患、難病、認知症など、病気の進行や機能低下を抑え、ご自宅の状況に合わせて生活の質の維持や改善のための支援を行います。
お薬の管理、体の清潔、皮膚の保護、栄養状態の改善、排便コントロール、運動などの直接的なケアを行い、ご家族の精神的・身体的な負担の軽減に努めます。
3、精神的ケア
精神科のご病気、発達障害などの影響でメンタルバランスを崩しがちな方の心のケアを行います。
不眠、気分の落ち込み、うつ、自責の念、愛着障がいなどの心の苦しみに寄り添い、社会生活への適応と自立のための支援をします。
心身のバランスを崩し、学校を休みがちのお子さまは・・・
学校など集団生活の中では、精神的負荷がかかりやすく、心身に異常が表れることがあります。発達特性を理解し、ストレスがかかりにくい環境調整のアドバイスや服薬のご相談、外出への付き添いなどを行い、社会生活を送る上で必要な対人関係が築けるよう支援します。
ご病気や障がいを抱えながら妊娠、出産を迎える方は・・・
休薬や薬の変更による体調の変化が生じることがあります。そのようなご家庭では、ご自身の治療を継続しながら心身の負担を最小限に育児を始められるような支援が必要です。子育て支援の経験が豊富な看護師が、ご家庭に合った育児スケジュールを一緒に考え、子どもの発達への援助を行います。
きょうだい児、ヤングケアラーなど、ご家庭の事情で心身に負担を抱える子どもを支える支援に協力します。
時間の経過とともに、家庭の中での介護や家事などが子どもの役割になってしまうことがあります。家族の介護のために学校生活や部活、お友達との関わり、受験勉強などの時間を削ったり、進学を諦めてしまうことは、その子の将来性を狭めることになりかねません。日常の介護が当たり前になっていて、大変な状況に気付かないことや子ども自身が助けを求められないこともあります。もし、学校現場や通院先で周囲の大人がヤングケアラーの存在に気付くことがありましたら、地域のケアマネージャーや保健師、病院相談員にご相談いただくよう促してください。teteは、すべての子どもが社会の一員になれるよう支援します。
teteの独自のサポート
1,お留守番看護
ご利用者様とのお留守番、在宅レスパイトなど、生まれて間もない赤ちゃんから高齢者まで保険適応外となる場合に有償サービスとして可能な限り対応します。医療的ケアがある場合は、医師の意見書が必要です。サービス提供場所の制限はありませんが、teteが提供可能と判断した場所に限ります。
現在、新潟市では医療的ケア児の在宅レスパイトへの利用補助はありません。24時間介護が続くご家庭でも、きょうだいの学校行事への参加や冠婚葬祭、介護者が自分のための時間を持つことができるようにするためのサービスです。
留守の間、ご本人様とご家族が安心していられるよう、日頃の訪問看護で食事や薬の注入などの生活行為に慣れ、信頼関係が築かれた看護師が行います。ご家族と看護師がその方の今日の体調を判断し、体調が悪いと判断した時は無理せず中止にする時もあることをご了承ください。また、緊急時対応の備えがあるか事前に確認し、ない場合は整えます。お留守番中の電話連絡が相互に行えるよう準備の上、提供いたします。
2、お出かけサポート・付き添い看護
通院、通学、外出など、ご自宅から施設までの移動、ご自宅以外の場所での付き添いに可能な限り対応します。
現在の保険制度では、通所先や学校などご自宅以外の場所で訪問看護を提供することができません。受診や通所、学校活動など医療的ケア児者に付きっきりになるご家族の負担を軽減できるような支援です。teteとしては、子どもたちの居場所を少しでも広げ、保護者も仕事が継続できるよう、社会の課題の解決に向けて取り組みます。
営業日・営業時間
月曜日~木曜日
9:00~16:00
※休業日は、土日、祝祭日、8/13~8/15、12/30~1/3
営業日・時間外の電話、訪問、面談は、ご希望に応じて対応します。
有償サービスは、上記に関わらずご要望に応じます。
※定期利用や訪問看護をご利用の方が優先になります。日時はご相談ください。
訪問エリア
主に、新潟市中央区、西区、東区、江南区
※その他のエリアはご相談ください。
医療保険、およびteteの有償サービスをご利用の際は、交通費別途(30円/Km)。事務所(新潟市中央区女池北1-18-8)を起点にご利用場所までの距離で換算します。
※介護保険でのご利用の場合の交通費はご利用料金に含まれます。
利用料
医療保険
保険証により1割~3割負担
※各種公費医療費助成、子ども医療受給者証が利用できます。自立支援医療の場合、1割負担(所得によって上限額があり、上限額を超えた分の利用料はかかりません)です。
介護保険
基本1割負担
有償サービス
医師の意見書が必要な業務や新生児・産褥期のケアの場合
2,500円/30分
その他
1500円/30分
訪問回数・時間
医療保険
通常1日1回、週に3回まで ※1)
30分以上90分未満 ※2)
※1)別表第七・第八、または特別指示期間に該当する利用者様は、1日3回まで、毎日の訪問が可能です。
※2)別表第八、または特別指示期間に該当する利用者様は、長時間訪問看護(週1回まで90分を超えての訪問看護)のご利用が可能です。15歳未満の超重症児(大島分類25点以上)、準重症児(大島分類10点以上)は 3回/週までの長時間訪問看護のご利用が可能です。
介護保険
20分以上30分未満、30分以上60分未満(または90分未満)
訪問頻度、時間はケアプランに基づきます。
サービス開始までの流れ
主治医が記載します。主治医に訪問看護を利用したい旨を相談し、訪問看護の利用が必要と判断された場合、当ステーション宛の訪問看護指示書の発行を依頼してください。
介護保険での利用をお考えの方は、要介護(要支援)認定を受ける必要があります。ご本人様やご家族が、区役所健康福祉課(中央区のみ申請は窓口サービス課)、お住まいの地域を担当する地域包括支援センター、お近くの居宅介護支援事業所にご相談・申請してください。申請から30日後に認定結果が通知され、訪問看護など各種サービスを利用できるようになります。
要支援1、2の方は、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所に申し込み、介護予防ケアプランの作成を依頼します。
要介護1~5の方は、居宅介護支援事業所に申し込み、ケアプランの作成を依頼します。
ご利用の申し込みを電話、メールなどで承ります。訪問看護指示書を、訪問看護ステーションteteに郵送・またはご持参ください。訪問看護指示書をもとに電話または面談し、訪問看護へのご要望などをお聞きします。
入院中の方は、病院へ当ステーション看護師が事前訪問を行い、退院カンファレンスや情報提供書を通じて医療機関からの情報の申し送りをいただきます。
すでに在宅におられる方には、スタッフがご自宅に伺い、契約の手続きを行います。定期的な訪問看護を開始します。
ご利用をお考えの方は主治医に相談していただくか、もしくはteteに直接お電話かメールにてご相談ください。
利用者様のご要望や状況をお聞きし、手続きの方法をお伝えします。
訪問看護ステーションtete
TEL 080-9680-6822
電話対応時間 月~木 9:00~16:00
(すぐに出られない時は、こちらから折り返しお電話します。)
メール info@oyakotete.com(ご依頼者様のお名前、内容、連絡先をお知らせください。)
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