今年も育休のママのための復職セミナーを開催しました。
※新潟市まん延防止等重点措置期間(1/21~2/13→3/6)の延長に伴い、zoomでの開催に変更になりました。
生活協同組合パルシステム新潟ときめき様の後援により、今年で4年目の開催となりました。今回もパルシステム共済連の「たすけあい活動助成金」を受けて開催することができました。
(入園の際のお母様方の心配や不安にお応えできる機会をいただくことができて、大変嬉しく思います。パルシステム新潟ときめき様に感謝申し上げます。)
実施レポート
10:00~ マネー講座
- 子育てのスタートに合わせて知っておきたいマネープランについて。
- 小学校・中学校・高校・大学と進学に際してかかる学費のこと。
- 特に大学入学時の出費は、国公立220万~。こども手当は使わずに!学費のために残していこう!
- 学資保険にする?原資割れの可能性も。手数料はリスクと捉える。
- iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)のデメリット。
- NISAは勉強してる?資産運用は、自分の手におえる方法を採用すべし。などなど
「もうかる話は人は持ってこない」と強調されていました!たしかに。
フットワークの軽い生協さんなので、訪問の際に教えてもらえるそうです。
10:15~保育セミナー
お二人の保育士の先生方からお話を伺いました。参加者のみなさんには、チャットで質問してもらいました。内容を抜粋してご紹介します。
Ⓠ子どもの心が不安定になるのでは?
回答:新しい人や場での見通しがついたり、頼れる人が分かると子どもは慣れていきます。安心できるおうちでは、できていたことができなくなったり、食欲が落ちたり、一時的な退行がみられることがあります。入園したての頃は疲れがたまるので、おうちではリラックスして過ごすのがベストです。初めてのことでママも不安になるのは当たり前。ぜひ、夫や家族など心を許せる人にママの話を聞いてもらいましょう。
Ⓠ園に行きたくないとぐずる時どうすれば?
回答:家事や準備でおわれている時でも、まず抱っこで肌を密着させて安心させてあげましょう。こどもは自分の気持ちをうまく言葉にできなくて泣いてしまう時もあります。「ママと一緒にいたいのかな?」などとゆっくり対話して、気持ちを代弁してみるのも安心につながります。ママの不安は子どもに伝わりやすいので、笑顔で送りだしてくださいね。
Ⓠ保育園のタイムスケジュールと今の生活リズムが合わない。
回答:お昼寝までの時間までもたない時は、保育士さんにおんぶされたり少しお昼寝させてもらえます。園では、11時過ぎには給食がスタート。おうちでも昼ご飯を早めに用意してあげるとよいです。
Ⓠくつ下の名前書きをどうすればよいか。
回答:直に油性ペンで書くのが一番!黒地に書ける白い油性ペンもあります。アイロンで名前を貼り付けるタイプでもよいですが、はがれやすいです。園用として普段着と分けても良いと思います。
Ⓠお仕事との両立。土曜日の保育を利用するか。
回答:自宅でパパに子どもを見てもらうことにママも慣れておくとよいです。パパに任せるの心配という声も聞かれますが、ママじゃない人のやり方で子どもも経験を増やすと自信につながります。自分一人で両立させようとせず、一番の相談役のパパと一緒にやっていきたいと気持ちを伝えておくことも大切です。
Ⓠお迎えに行く時間を上司に言いにくいです。
回答:頼みやすいよう職場で相談しておくのが肝心です。職場に迷惑をかけると思ったり、園で待ってもらう子どもに申し訳ない気持ちになることも。周りから理解が得られるようになるとよいですね。一緒にいれる時期は、お子様が小さい時だけなので今を大事にしてくださいね。
ベテラン保育士2人によるトークで保育園生活のイメージがグッと広がりましたね。
食事やおトイレなどできないことがあって焦るかもしれませんが、わざわざ練習してお子さまに負荷をかけることはしなくてよいです。できないことより、できることに目を向けて。「食べるぞ!」「やってみたいぞ!」という気持ちは、園でのびのび生活できる力になるようです。こどもの本能が発揮されるよう入園までのお子さまとの時間を楽しんでください。
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